シェイに挑戦(31)角パイプ

  平岡先生やU氏はエンドミルでチャンネルを作り、そこに蓋をして角パイプとしています。既製品もあるみたいですが、作りました。板を巻く方法です。t0.2洋白板にケガいて筋を入れます。この時、最後の1マスをちょっぴり短くするのがポイントです。

  今回は1×1角線をハンダで仮留めして巻きました。その後バーナーで炙って角線を引っこ抜きました。

  乗工社の図面では長さが3ミリしかありません。とりあえず5ミリ強あれば大丈夫と考えました。旋盤でホルダを作り角パイプをハンダ付けします。ハンダ付けの時、角パイプはホルダに対して直角が出ていなくてはなりません。

  そこで、禁じ手である「旋盤ハンダ付け」をしました。つまり、テールストックにφ1の洋白棒を銜えさせて、そこに角パイプを差し込んで、位置がずれない様にして、ホルダにハンダ付けするわけです。勿論作業後はCRC5-56を吹き込んで「浄化」しましたよ。

  今回は約12ミリで作り、二つに分けました。角棒部分のホルダも作りましたが、絶縁部分をどうするかが残りました。教えて頂いた方法をするつもりでしたが、天の邪鬼なので別な方法をトライします。

  同人誌の編集も終わり、シェイにまっしぐら、といきたいのですが、実は別な趣味の展示会の作品締め切りが6月下旬です。模型程知られてはいませんが、そちらの世界でも知られた存在なので、招待作家として作品を出品します。もしかして1週間程工作を休む事になるかもしれません。