南予のBrooks(5)車輪完成!

  ひたすら作っていて、画像の収録を忘れていました。車輪の作り方は今年のJAMで供覧しましたので割愛。ベアリングを入れて組み立てて、ロッドを組み付けました。さすがにわずかなカカリが残りました。これはロッドピンの精度です。計測で±0.04くらいの誤差が有りました。ギヤー駆動なら問題ないのですが、ロッド駆動だと問題です。サイドロッドに緩く入るピンときつく入るピンがあり、ははあ!と思いました。いずれロッドピンは新製の予定でしたので、今回は仮のピンで様子を見ました。

  そういうわけでHOeクラスではおそらく最初であろうベアリング入りの下回りがとりあえず出来そうです。明日はロッドピンを新製して、調整します。今日は画像が1枚で失礼します。コロガシテストは何とかクリアしました。ギヤは1:28で、t2まで削りました。何しろバックゲージが6.4でベアリングの厚みが2なので、ギヤは2.4以下でないと回りません。到底ギヤボックスは無理です。
  余談ですが、例の超硬バイトは、車軸のSKFも楽々削れましたが、SKFを削ってから真鍮を削るともうアウトです。やはり鉄や炭素鋼は刃物を別にすべきでした。