南予のBrooks(4)続々ロッド類

  一手間というのは、中央部の凹ましです。実物は裏表凹ませてありますが、これはバランスウエイトの「逃げ」だと思います。フライスで削る場合は把持出来ないので、3×3の真鍮角棒にハンダで仮止めして削りました。実測で0.55ですから、0.25削り込みました。

  ハンダを外して、バロー兵衛の油目で舐めて仕上げました。それから油壺をφ0.7でハンダ付けしてカップバーで舐めました。そういえば、もうφ0.7以上の洋白線は入手出来ないのですね。コンは仲間内の頒布の為大量に在庫していますが、材料の入手難は困ったものです。ちょっとエンド部が大き過ぎたかも知れません。それでも、エッチングのロッドは食傷気味でしたので、削り出したロッドは格別です。

  明日は動輪を作ります。果たしてコロガリテストまで行きますかどうか?