天賞堂のCタンク

  天賞堂のCタンクはロングセラーでした。ダイカストで重量感があり、良く走りました。しかし、常に「オーバースケール」という烙印を押されていました。コンもTMS等で、オーバースケールとはこういうことなのかと、納得していたつもりでした。しかしMDCのプラのタンクロコを見てその思いが変わりました。MDCのタンクロコも車体巾が34ミリ近くあったのです。これはどういうことでしょう?簡単な事です。つまり、もともとこれは輸出用の1/87のモデルだったのです。米国の機関車はタンクロコでもデカイのですね。国鉄はサブロクのナローですから、車体巾はもっともっと小さいわけで、縮尺を1/80にすれば、日本型に見えるだろうという思惑は見事に外れたわけです。言ってみれば、輸出モデルのお流れだったのではないでしょうか?なかお氏の改造記事は有名で、コンも「唐竹割り」をしました。1300クラスに何とか改造出来たかと思います。ブレーキ回り等も充実させました。ギヤは1:48で非常に良く走ります。固定軸、ギヤボックス無しでも良く走るモデルは気持ちが良いですね。

  斜め前から。

  下回り。ギヤは打ち換えました。元のギヤはベークで、サウンドシステムの接点に改造されてます。

  工作はまったくしておりません。軽便祭までに、ある程度の数のローラー運転台を作らなくてはならないし、動輪セットも然り、手持ちのロストパーツの袋詰めもあります。猫の手〜〜〜〜。