ケガキ用アンビル

  ハイトゲージでケガキを始めて、一番困ったのはワークを押さえるアンビル。ワークを直角に把持しなくてはならないので、通常は「升型アンビル」を使うのですが、模型には大き過ぎます。そこで、いわき市に勤務していた頃知り合ったフライス工(例の人です)に端材で40×70×120のアンビルを作ってもらいました。そして、細長いものでもケガけるように、隅に真鍮板を接着剤で貼付けました。

  例えばフラットバーのケガキでは、このようになるわけです。

  これは非常に便利で、いわば「段付きアンビル」のハイトケガキ版というわけです。その後、希望者があり量産してもらいました。もちろん段を削り出してもらいました。サイズは30×60×100です。16番クラスのワークにはちょうど良い大きさです。

  先ほど倉庫で見つけてきました。あと2ケ残っていました。昨日のロクロ台もあと2ケあります。もしご希望があれば申し受けます(先着順とします)
  工作はローラー運転台を3ケ作っただけでした。KKCの編集もまもなく終わりますし。プロジェクトも一区切りなので、早く工作を再会したいとウズウズしています。