ロクロ作業

  電気ドリルを使ったドリルレースは2〜3年経験しました。その時はいわゆるバイトではなくヤスリやキサゲのようなものでワークを削っていました。近年旋盤を使うようになってからも、曲面の仕上げ等にはこのロクロ作業を愛用しています。石巻のUさんはこの道の達人です。さて、こけしを作る場合に似ていますので、ワークのギリギリに刃物を固定する台をおかなくてはなりません。可動式が望ましいので、刃物台に台を固定してハンドルで送ります。そのための、刃物台は例の町工場にお願いして作って頂きました。仲間で分けましたが、あと数個残ってます。もしご希望がありましたら譲渡出来ます。

 さて、コンは所有もしておらず見た事も無いのですが、どうも「時計旋盤」と呼ばれるものは、早い話このロクロ作業のようです。オークションで時計旋盤の画像を見るとスピンドルには時計コレット、そして直ぐ近くに刃物台がありますが、台は動かないみたいです。表面を研磨するように削る「フェザリング」という技法がありますが、これもこの方法と共通するのかな?と思ってます。