パイプドライバ?

  コンベンションでは、工具でも面白いものがありました。これは何でしょう?パイプにスリットが入っているだけです。

  英語で説明を求めなくても、コンは想像がつきました。これはビスのピックアップ工具。ビスの頭を嵌めてねじ込んで、それからドライバで締めるわけです。マイナスビス等には有効ですね。帰国してから1ミリネジ用のものを作りました。頭は直径1.7なので、旋盤で外径2、内径1.7のパイプを旋削して、糸鋸でスリットを入れ、ちょい潰しました。これでφ1ビスの頭はピッタリ嵌まり、そのまま捩じ込む事が出来ます。ポーターの1ミリビスは+ドライバでも把持が難しく、このパイプドライバ(コンの造語です)が極めて有効だと思います。

  今日は涼しくなり、時差ボケも大分良くなりました。別件の工具は大略出来ましたが、まだ完成ではありません。こうして日々の日常に戻るとシアトルでの4日間は夢のようです。そうそうBackwoodsのPeteさん(実質は奥さんのJeneさん)から、「あなた、EXPO NGにはいらっしゃらないの?」という質問がありました。その瞬間、コンが出向くのは米国のコンベンションではなく英国の渋いナローイベントだったことに気づきました。コロラドナローが無知な人間が出向くところではなかったと反省してます。来年は英国に行こうかな?