ローレット

  一般に模型作りにおけるローレット切りの作業は、嵌め合いがゆる過ぎる時に、軸に凹凸をつけてしっかり嵌め合うように修正する場合が多いですね。動輪の車軸と輪芯の嵌め合いなどが代表的です。ローレットの駒は直径24ミリ前後の円盤が主ですが、JHTでは、半分の12ミリのものが売られていて、ホルダともども愛用していました。小型の卓上旋盤では、駒は斜めに当てると良いと教わり、駒の片方に真鍮の跡があります。

  これはM師匠の自作したローレット。炭素工具鋼で焼きが入ってます。師匠によれば、ローレットは薄い程良いとか・・・。

  これはある方から譲っていただいた自作のローレット。やはり駒が薄く、使い易いです。

  駒を対向させれば、もっと効率よく切れるのかもしれませんが、先輩からは「厚さの薄いローレット」を刷り込まれてしまいました。
  ところで、ではこれは何でしょうか?どう使うのでしょう?もうおわかりですね。