マシンバイスの固定

  そういうわけで、津田駒さんをテーブルに取り付けました。テーブルのTスロットは厚さが6ミリしかないので、ナットを削らなくてはなりません。正しくは平角ナットを使うべきなのでしょうが、せっかちなので市販のナットを削りました。SUS304は硬いし、構成刃先が出来易いので、ML210では結構大変でした。切削油に「スッテンコロリン」を使いましたが、それでも一回の切り込みは0.2までいきません。2ミリ落とすのに20回以上バイトを前後しました。

  テーブルに固定する前に水平を出します。コラムが棒状なので、いさみやさんのバイスをコラムに銜えて、そこにダイヤルゲージを固定し、プラハンマでコツコツやりながら水平を出しました。プロの皆さんは、このあたりは徹底して精度を出すのでしょうけれど、まあ、こんなものかなというところで終了です。

  これで、縦フライスもスタンバイとなりました。では、これからDfさんとK兄とささやかな新年会に行ってきます。