7200の一区切り

  TMSでは発表しましたが、本当に走りが悪かったです。ラピッドスタートもいい所で、バックがぎくしゃくしていました。railさんのお考えの様に、テンダが軽いので、集電効率を高めようと、ベリリウム銅線で補助接点を付けました。

  しかし、これだけでは満足のいく走りは出来ませんでした。何故かな?と散々検討して、ドローバの接触不良に行き着きました。エンジン本体とドローバに通電すると調子良く走るのです。そこで、テンダとモータ端子にジャンパ線をわたしてみました。これが大成功で、スムーズに走るようになり、一安心です。週末大阪で私的な運転会があり、7200を再生して走らせたいと願っていました。どうやら実現しそうで、安心しました。上まわりの再塗装は時間が無いので、カビをアルコール綿でワイプして、半艶のオーバーコートをしておきました。この機関車は、煙室が長く、長めのテンダが付いていて、コロラドナローそのものですね。

  余談ですが、北杜夫が逝去されました。大学の先輩でもあり、卓球を親しみ(彼が卓球を楽しんだところで、練習してました)、また北杜鉄道の名前をここからいただいたので、感無量です。晩年は鬱病で苦労されたようですが、文章の上手な憧れの人でした。合掌!