ガラスのレンズ

  乙の車輪は明日到着の予定です。今日はあるトライアルをお目にかけます。
  コンがもう一つの趣味として、ガラス工芸を嗜んでいる事は、先日の会合で、多くの皆さんにバレバレであることを知りました。しかし、申し開きではないのですが、ガラス工芸の入り口は、ヘッドライトのレンズを作る事でした。アクリルや塩ビ板ではない、本物のガラスを油灯に入れたかったのです。最近ようやく、それが実現しそうな事が判明し、試作しました。
  まず、離型剤を塗った外径2ミリのステンレスパイプに、バーナーで融かした少量のクリアガラスを巻き付けて膨らませます。

  これを、同径の孔をあけた板に木工ボンドで接着して、ダイヤ平板で研磨します。

  先ほどの先端の膨らんだ部分だけが残るようにすれば、レンズ(というよりランプカバー)が出来ます。今の所外径5ミリ程度ですが、熟練すれば3ミリくらい迄は出来るでしょう。


  コンの知る限り、このようにして模型機関車にガラスのレンズ(カバー)を装着した例は見た事がありません。大型の油灯なら、出来そうですし、ポーターのヘッドライトにも、このガラスレンズを取り付けたいと、野心を燃やしてます。