ポーターの構想が

  概ねまとまってきました。キャブの位置関係、モーターとの干渉等チェックしました。火室が大きくキャブ内に張り出しても、不自然でないように、デザインしています。未完成ですが、ある作戦があります。今回のアルモータがアル作戦に有用でした(何のこっちゃ?)
  モータブラケットも作り直し、いよいよボイラです。挽き物なので、得意分野。煙室部分はリベットを打った燐青銅板をあとで巻くので、寸法を0.4だけマイナスしています。煙室扉が難しいかも知れません。ポーターの味を出さなくてはならないし。その点J社は上手かったです。一体挽き物で感じを出していました。コンはこだわり屋なので、ボイラバンドは挽きだし、煙室扉は跡づけです。大きなヘッドライトはロストになるなあ。そういえば、エンドビーム二種類をロストにするかホワイトメタルにするかが問題です。ロストの方が良いのですが、コストをコッペル以上にはしたくないので、悩みます。「曲げ」は今回殆どコントロール出来る事が解りました。
  ボイラの原型は、φ10からの削り出し。ポイントは最後まで切り離さない事です。元の10ミリの部分を把持することで、加工が容易になります。

  ちなみにこの真鍮棒はフェルトバーン、コッペルのボイラも挽き出した、由緒ある真鍮棒なのですよ!