溝堀り

  エッチングの試作で、エッチングの様に溝を彫るにはどうしたら良いでしょう?というのが今日のミッション。解決策はフライスです。0.3tにフライスで溝を彫ってみました。
  0.3t洋白板を切り出してケガきます。

  裏(実は表面)に2tの真鍮フラットバーをハンダで仮固定します。この時、ワークがフラットバーよりちょっぴり大きくするのがミソです。

  フラットバーの部分をバイスで把持して、横フライスで溝を彫ります。バイスで銜えた後、軽く叩くのは、フライス加工の常識です。

  バーナーでハンダを外して、表面のハンダを掃除してから、必要なカットを加えます。

  最後に手で曲げました。あまりの簡単さに呆れました。でも、これでPカッターによる手仕事での溝彫りから開放されました。溝を彫ってからリベット打ち等も出来るので、試作だけでなく、実際の模型製作にも使える技法ですね。