シリンダ、クロスヘッド、ロッド類

  は蒸機では重要なファクターです。古い頑固なロコビルダーにとっては、サイドロッドを省略する、スライドバーはガイドヨークから延ばして、シリンダにはつけない、ピストンロッドは省略、こういうことはどうしても我慢出来ない。乗工社は「黒子の思想」としてあのパワーユニットを使いましたが、どうしてもそれでは物足りないので、今般その改良セットをリリースしたのです。
  今作っているコッペルも6.5ミリにしてアウトサイドフレームとなると怪しくなり、本来のシリンダブロックは無視してPUのシリンダ、クロスヘッドで強引にまとめてみました。シリンダが大き過ぎて、メインロッドを少し短くして納めました。蒸機に関して何処までこだわるか?どこで妥協するか?いつも悩ましい事です。小さな動輪、可愛いシリンダブロックはコンの手でこんなゴツい機関車に変わってしまいました。バランス等問題はありますが、これはこれで作ってしまいます。

  あとは集電ブラシをセットして完成です。明日、上まわりを少し手を入れます。