ロッキングレバーの組み立て

  引き合いがありましたので、今日はロッキングレバーとガイドレバーをφ0.4のカシメピンでどう組むかと言うお話です。ベーク板で作りましたので、写真の背景が赤っぽいのはそういうことです。
  まずロッキングレバーの両端をφ0.4のドリルでさらい、さらに細密リーマで少し孔を広げて、遠位部の裏側にマジックを塗ります。次にカシメピンを通して、最後にガイドレバーを通します。そして、20〜30Wのハンダ鏝で一瞬のハンダ付けをするのです。これは本当に一瞬で、チョンというようなイメージで流します。流しすぎたら諦めて、新しい部品でトライして下さい。4組入っていますので、2組は成功するでしょう。キットにカシメピンとして入っていますが、現実にはハンダのチョン付けです。メインロッドとクロスヘッドも同様に組みます。叩いてカシめる必要は無い事を付記しておきます。
  コッペルは完成して、塗装の準備です。今回は大胆にも試走無しで塗装に入りました。黒一色なので楽ですね。
  挽き物屋さんから、ロッドピンやシリンダー等の部品が大量に入りました。いよいよポーターの製品化を進める時期ですね。