バルブロッドのこと

バルブロッドの先にステーをつけて、ロッキングレバーの脱落を防ぐわけですが、0.2tエッチング板の材質が硬い(多分快削ではない)ので、差し込んで曲げると折れてしまう事が多いようです。そこで、KSの0.2×0.8の洋白帯材に0.4の孔をあけて、その後幅を0.6までヤスり、ステーにすると良いようです。また、余裕があれば、リベットを1ケ打っておくと、グッと良くなります。今回の製作では、バルブロッドの傾きも修正した、より良いものをめざしています。
  写真はドイツ製の細密リーマで、0.4~0.6のものを専用にピンバイスで把持している所。いちいち取り外しせず、常時机の上に置いています。ロッキングレバーのハンダ付けとか、クロスヘッドのピン留めには、欠かす事が出来ません。この細密リーマは市場から姿を消しつつあり、早めの入手を進めます。東上野の彫金屋か、エコーモデルが確実でしょう。