あるハンダ付けの技法(でもないか)
工作本の校正刷りがあがってきて、執筆者に送付する作業に追われました。Nゲージの動輪の注文もぼちぼちありまして、出荷作業もしました。
ドコービルのロスト原型作りは、ピストンロッドに湯口を付ける作業が残っていました。湯口はφ0.5の線で、背面にハンダ付けするのですが、少なくともピンセットでは把持出来ない。こういう時コンは多孔質セラミックボードに線を立ててそこにワークを押し付けてバーナーで炙る事を良くします。あらかじめ湯口となる線材の先端に少量のハンダを流しておいて、バーナーで炙るのです。トーチはペンタイプの極細です。
ま、大した話でもありませんが、ピンチのときに使える技法かなとも思います。
明日からドコービルのエッチング原図の作成、そして新機軸のローラー運転台の仕込みをします。
ジョギングは26分46秒、寒さがキツイです。ではまた!
またまた作り直し、そしてルマドりルホルダ
ユニオンリンクをクロスヘッドに取り付けて具合を見たところ、0.3ほど短い事がわかりました。孔あけがおおざっぱだったのです。もうこうなれば「トイレの火事」状態(つまりヤケクソ)なので、作り直します。10回目かな。すっかり慣れましたよ。
ところでピンバイスにルーマドリルを取り付けて手揉みで孔あけする場合、ピンバイスは太めになります。すると、手で揉んだときの回転が遅くなります。すなわち、細いほど早く回転出来て作業が進む訳です。ルーマドリルのシャンクはφ1.0ですから、ピンバイスでなくても構わない、極端な話外径2内径1のパイプでも良い訳です。そこで、このような「ルーマドリルホルダ」を作ってみました。取り付け部だけφ3で、M1のビスでドリルのシャンクを固定する方式。本体はφ2です。
画像のドリルはφ0.25ですが、もう安定して絶対折れません。貫通時には少し抵抗があり、貫通する事が感触でわかります。お尻には当然ベアリングと車輪で回転ヘッドにします。
つかってみてすこぶる調子が良く、お薦めです。皆さんも作ってみてください。スワップのネタにしましょう。
ジョギングは28分12秒。寒いし、無理しませんでした。ではまた!