つぼみBタンクを弄る(2)上廻りの巾詰め

  本当は同人誌を仕上げなくてはいけないのですが、明日は日曜日なので明日一杯で仕上げれば良いかなと言う甘えと、大好きなBタンクの誘惑で、作業してしまいました。このBタンク、妻板の巾が30ミリなので、側板の厚みを加えると30.8ミリになります。何ミリ詰めるか?ということで3ミリか4ミリで迷いましたが、3ミリにしました。サイドタンク部分は両側を1.5ミリ詰め、妻板は中央で1ミリ、両端で1ミリずつ詰め、コールバンカーは片方3ミリ詰めました。作業はあっという間に完了、箱にしました。

  屋根は両端カットで曲げましたが、失敗!アングルで誤魔化しました。
  こうやって観察してみると、まさに玩具のような可愛いデザインですが、巾を3ミリ詰めた事でナローの雰囲気を感じました。そう、このBタンクはもともと「森林タンク」という呼称の如く林鉄のナローの機関車がプロトタイプの筈、K氏の言う「16番はナローゲージでも16.5mmの線路を走るようにすべき」というコンセプトに合致します。いわゆる「16番の思想」を具現化した模型です。DV18Aという当時のモーターをギリギリに納めるための苦肉のデザインですが、他のBタンクの製品と比べて、とてもまとまりの良さを感じるのはデザインが良かったのか?どうなのでしょうね?いずれ下廻りも作りますが、なるべくオリジナルデザインの良さを殺さないよう、最小限の加工で纏めてみます。もしかするとバルブロッドも付けないかも知れません。今回のトライアルはあくまで比較する事が目的ですので、どこまで作り込むかと言う問題はあります。
  ジョギングは26分15秒。やはり24分台はなかなか出せない。明日は同人誌を仕上げて、またBタンクを弄(いじ)ろうかな・・・。