ロッドの仕上げ

  自由型ですから「らしく」作れば良いと思います。ロッドのディテールはコンの旧来の方法にしました。ボルトの表現は、裏に切り込みを入れて、線をハンダ付けする方法です。実物は貫通孔ですが、ドリルを折る事必定ですのでこの方法が安全。糸鋸は#0-4で、O.25の線がピタリでした。

  これを整形して、油壺はφ0.8洋白線のハンダ付け、これで「らしく」見えるでしょう。

  メインロッドはパイプを作って嵌め込み、スペーサとしました。そしてメインロッドの中心寸法がシリンダ中心間隔と同じになるようにしました。これで、メインロッドは無様に傾く事は無いわけです。

  しかし、検討してみると宮沢のBテンダーより、手を入れる所が少ないと感じました。上廻りは極く僅かの手入れで済ませる事にしましたので、それに併せた下回りにします。シリンダブロックはアンチの粗雑なものですが、グランドがちゃんと表現されていたのは驚きました。このBタンクの設計者は、色々な事をわきまえた上で、省略してこのようになったのだと思います。半世紀を越えて通用するデザインを創造された設計者に敬意を表します。
  ジョギングは頑張って25分54秒、カウンターは3085214でした。ではまた!