設計のやりなおし

  もしかして、この写真は左右逆に焼いただけかしら?


  モケイを作る際、最も大切なのはセンスだと思います。それが決定的に欠落していますので、ともかく地道に良いカタチを追求するしかありません。
  参考にした図面はrailtruckさんより「いろいろ怪しい所がある」というご指摘を頂いており、そういう眼で見るとアヤシイ。ドコービルの正式のカタログでは長さ2920、高さ2465、巾1520となるので、それぞれHOスケールでは33.5,28,17.4となります。ところが参考にした図面ではインチ表示でありメトリックに換算すると長さ2717,高さ2590、巾1422であり、相当にデフォルメされています。つまり巾が狭くキャブの高さは高めになっているのです。モックアップを作ってみて、屋根が異常に高いなと感じていましたがそういうことだったのですね。ま、それは作図をされた方の意図でしょうからとやかくは言いますまい。しかし、上記の2枚の写真に惚れ込んで作っていますので、それになるべく近づけたい。というわけで、上廻りのマイナーチェンジです。屋根の位置はホワイトで消して書き直したので汚くなりました。

  6.5mmの場合シリンダ間隔は14ミリなので、これで良さそうです。

  9mmバージョンは巾だけ2ミリ広げる事にしました。屋根は、やはり線や角棒ではなく、t0.2板を折り曲げてアーチを表現することにします。0.6角線に貼付ける事を考えています。あと、下回りではバルブロッドのガイドを加える事にしました、吊りリンクのアームの傾きも直すべきでしょう。弁室の蓋等、試作では省いた所も多々あります。また、インゼクタの配管は理解出来ましたが、原型のインゼクタはその後復元されたものより位置が低いようです。
  外は雨、今日のジョギングはお休みです。同人誌の編集も始まり、また忙しい日々となります。4月初めのレイアウトツアーが延期になりましたので、こちらに専念しますね。今日はこの他にシリンダを削ったりなんやかやありました。