ロッドの組み付け

  シリンダを固定し、サイドロッドとメインロッドを組み付けます。クロスヘッドとメインロッドの連結はφ0.4の洋白ピンで、ニッパでカットすると先端が膨らみますので、その膨らみでカシメて、表面から薄くロックタイトを流しました。これで、大丈夫みたいです。問題なく試走しましたよ。

  クロスヘッドと第1動輪ロッドピンの干渉を恐れて、設計より0.2だけ巾を広くしましたが、設計通りで良かったみたいです。わずかにメインロッドが広がってます。今回は試作ですからこれで良しとします。ある程度精度が良いので、クロスヘッドの裏板は無くてもスライドバーから外れません。このあたりは16番以上の精度です。

  ところで、今回はロッド類はすべて「嵌め込み方式」ですが、意外に簡単で効果的でした。嵌め込み故ロッドピンも細く出来たし、マイナスみぞも不要でした。トーマさんが汎用されている方式ですが、非常に有用と思いました。ロッドピンの捩じ込みを放棄すると、色々な事が見てきますね。
  明日から函館に行ってきます。家庭サービスです。コンも骨休めというところです。帰って来たらまたレポートします。本当は小樽に行きたいんですけれどね。