ドコーの弁装置

  の前に、一次塗装まで済ませました。食器乾燥機は冬期の塗装には欠かせませんね。

  で、教えて頂いたサイトでドコーの勉強をしました。殆ど細部まで解明出来た(と思っていますが、勘違いかも)のですが、やはり例の図面には問題が多々ありました。
  基本的には地方鉄道の小型機によくあるタイプで、リターンクランクは前方に傾き、加減リンクの円弧の中心は下を向きます。加減リンクの構造は通常とは違い、弧状のリンクを滑り子が慴動します。リンクが直線ならヘルムホルツですね。従ってラジアスロッドは上位が前進です。ラジアスロッドの上下動は後方のリンクでなされるようで、それが独特の形態です。ルール違反に近いのですが、画像をダウンロードしてプリントし、縮小してサイズを検討しました。その結果、クランク半径は1.2ミリ、リータンクランクの長さは1.9ミリとなりました。どれほど小さいんでしょうね。モケイではなくトケイを作るつもりでなければ出来ない相談です。弁装置を省略すれば済む話ですが、そこはやはり譲れない、無謀な挑戦となります。トーマさんの内務省タイプは大変良く出来ていて、画像を参考にしました。
  日中、Nゲージしか無い模型屋さんでNゲージでワルシャーとをどう表現しているか見聞してきました。あら!同じような事をしてますね。自分の構想ではバルブロッドからラジアスロッド周辺まで一体で作り、加減リンクのみ動くようにして、ユニオンリンクはクロスヘッドと一体にし、合併テコはユニオンリンクの端に差し込んでラジアスロッドとの連結は隙間に入れるだけと言う構造でしたが、既になされていました。まあ、コンの頭で考える事ですから仕方がありません。
  21分52秒でした。寒かったです。
  動画を静止させてカメラで撮りました。クラブという機能はまだ使いこなせていません。これが前進位置。

  これが後進位置のようです。