フォーニィの誘惑(44)火室の取り付け法と蒸気ブレーキ

  当初、火室はアンダーフレームに取り付けるつもりでしたが、かなり前方で、床板やアンダーフレームに取り付けると、前部台車の振れに干渉します。ここでカシツを侵してはならぬと慎重に検討し、最終的には前部台車の後方に取り付けるしかないと悟りました。火室が首を振るのはいかがなものか、悩んでいるうちに夜も更けていきます。ままよ、とりあえず、蒸気ブレーキだけは付けておこうと行動したのが、カシツの始まり。まず、位置は火室の中心ではなく、かなり後方に偏倚しています。孔をあけ直してφ0.5の真鍮線で固定して、アレレ!ロストのアウトサイドフレームが邪魔してブレーキシリンダーが納まりません。つまり、アウトサイドフレームの厚みだけブレーキシリンダーの位置を浮かさないと納まらないのです。やりなおしたところで、もう1時をまわり、写真を撮る気力もありません。シリンダー間隔を詰めた事で、ロストのフレームと真のフレームの隙間はデフォルトより狭くなっているので、ロストのフレームを削らないと火室(灰箱かな?)が納まらないと言うことになり、もはやギブアップ。画像無しで済みません。