フォーニィの誘惑(32)ボイラの保持

  当初の計画ではボイラは最後に固定したいと考えていました。色々な意見はありましたが、その方法は最終的には「接着」しかないと思いました。つまり、塗装して完成した時に、接着してしまうのです。ですから分解は出来ません。もちろん、後方はキャブの妻板にビス留めしますので、位置がずれる事はありません。試運転は愛護的にするしかないですね。このようなスティを設けました。隙間はガイドヨークの「逃げ」です。

  ハイトゲージでボイラの水平を確認しました。後方のビス留め作業はこれからです。

  ここで出発の時間となりました。夕方の飛行機で小松に発ちます。尚、小矢部から東海北陸道に入るとまもなく「城端(じょうはな)」SAです。この城端と聞いて祖山線を思い起す方も少なく無いでしょう。荒崎師も既に浄土に旅立たれました。