趣味における心情の問題

  早起きして泉が岳に登り、ノンストップ2時間20分で山頂に立ちました。ところが帰りに足がつって、1時間50分もかかってしまいました。シャワーを浴びて、1時間昼寝、夕方から夜にかけてWrenのバックプレートを完成させ、昨日のブログとして記載しました。バックプレートの製作で2日分のブログでも良かったのですが、ちょっと雑談を書きたくて、今日の作業まで昨日に含めました。
  ここのところ工作のBGMはもっぱら古今亭志ん生の落語でしたが、久しぶりでメンデルスゾーンの「無言歌」をかけました。昔多少ピアノを嗜んだ事もあり、クラシックファンですが、ピアノ曲室内楽曲が好きで、ショパンシューマンブラームス等を好んでます。当然ワーグナーは嫌いです。つまり味わいのある小品が好きなのです。
  機関車も同じ事、制式機はあまり個性を感じられず、古典機や軽便、地方鉄道の小型機が好きで、それがそのまま同人誌の会報のタイトルになってしまいました。
  一方、工作の合間にガラス工芸も楽しんでいますが、これも凝った「これでもか!」という作品ではなく、簡素で味わい深い作風を心情としています。

 すなわちコンは小さな物、可愛いもの、ひっそり目立たないもの、決して主流にはなれないアウトサイダー的な物を好む心情を持っているという事です。その心情に共鳴出来ればお友達に成れます。そうやってお友達を増やしてきました。そのなかで、心情が違う事を互いに認識していれば、友達に成れる事も知りました。Oゲージの長大編成を効率よくスムーズに運転するというDさんの心情はコンとは違いますが、Dさんの心情がわかっていますのでお友達に成りました。
  鉄道模型の作り手は機関車屋、レイアウト屋、電車屋、地面屋などと分類されてしまいがちですが、互いの心情を理解合うことで、模型愛好家はもっと結びつく事が出来そうな気がしています。「心情」は「好み」とほぼ同義です。あえて「心情」とかいたのは作品にどういう気持ちを込めるかです。「どう?良いでしょ?可愛いでしょ?」「ここまでやったぞ!ドヤ!恐れ入ったか?」
  皆さんは作品にどんなメッセージを込めてますか?