音源車の整備

  さて、コンはBタンクが大好きで、しかも動輪径は10.5クラスの小型機を好みます。日車の20tも動輪径は10.5でしたので、音源車は車軸に4接点で良いわけですね。ところが、接触不良等あり、千曲鉄道ではその能力を十分発揮出来なかったので整備しました。整備してみた所何と配線が外れかけていたところ(いわゆるテンプラ)が緩んで、また車軸の左右動が大き過ぎてましたので、直しました。写真のように接点は、無し、2接点、4接点の3段階に切り替える事が出来るのがキモです。つまりサウンド付の機関車の時には接点を殺せば、音だけがブースターとして響きます。20径程度の動輪なら2接点を活かせば同期しますし、10系なら4接点というわけです。問題は15.5の時はどうするの?ということもあり、その時には機関車に接点だけ付けるようにするか、3接点を用意すべきですね。いずれにしても、金属製の貨車にスピーカを仕込むと車体がスピーカボックスになるので、大きな音が出来ます。これはタンクロコに小さなスピーカを仕込むより効果的だと思います。スピーカはフォスターのφ28ですがアタリまして、いまだこれより大きな音の出る車両を見た事がありません。千曲鉄道でも大音響で、ボリュームは少し絞らなければなりませんでした。

  接点は車軸にベークパイプを通して、φ0.5で直角に孔をあけて線を通しました。今回の日車はスローが効いているので満足すべき音響でしたよ。
  明日はローラー運転台を作るので、Wrenはその後になりそうです。