鉄道模型博物館

  今日は○×署の新年会。思った事を書きます。
  現在きちんとした鉄道模型博物館は日本にはありませんが、まもなく完成するという嬉しい知らせが舞い込みました。ゲージはやや大きいけれど、そのコンセプト、理論は卓抜しており誰もが日本一(もしかして世界でも随一)の博物館と認めるでしょう。日々のブログを拝見すると超人的な作業量であり、驚く程効率の良い模型運転が出来るようです。その活動ぶりだけでも素晴らしいと思いますが、2月に訪問の機会があり、とても楽しみにしています。
  問題はその後で、近年鉄道模型の名作が作者の逝去とともにオークションに出されたり、散逸すると言う問題が生じています。一部で理想的が動きがあるのは、「もう自分は年だから、この丹精した模型を引き取って大切に保存して欲しい」という申し出を後輩のモデラーに託すというものです。でも、あるべき姿はしかるべき鉄道模型愛好団体が、そのような歴史的な模型を蒐集保存し、定期的なメンテナンスも施すような、そんな仕組みが欲しいのです。既に散逸の恐れはかなりあります。残念乍ら現在の出版社や模型団体にそれを期待する事が難しい状況です。せめて某博物館程の資金力があれば出来たと思いますけれど。このことは老年モデラーに取ってそろそろ避けられない問題だと思います。尊敬するH氏からも一部の模型は託されています。そう考えれば、我が家にある博物館もどきも何とかしなくてはなりません。
  では、新年会に行ってきます。明日も別な会があります。工作再開は日曜日になりそうです。