庭園レイアウト(3)ある思想

  バラストを撒き、少し小石を並べ、手前に紅葉をあしらいました。多分電磁植毛は手前の極く限られた部分だけにしようと思います。奥の石は遠景の山を表現し、手前は大きく、奥は小さく見せて、空間の広がりを表現したいと思います。赤い太鼓橋や石灯籠は今回は用いません。むしろ賽の河原のような少し荒涼とした風景を考えています。手前は草が生えて、紅葉もあり優しい風景でも、奥を見れば未開の深山を思わせる深い自然を表現してみたいのです。石の配置や草の植え方でパースペクティブな空間の広がりをこの20cm足らずの円板で出来ないか?という試みです。絵心の無いセンスレスのコンちゃんに出来る分けないだろ!と言われそうですが、こういうことに憧れていましたので、失敗覚悟でやって見ます。そしてその失敗から学んだ事を、次ぎに活かします。


 ま、レイアウトなんて舞台に過ぎない、名優は蒸機であり、それを引き立てる多もの舞台設置に過ぎないと思っています。このマイクロレイアウトは日本庭園に保存鉄道のレイルを敷いてしまったと言うノリですね。
 軽便祭は残念でした。しかし、無理すれば行けたのですが、最近どうも煙分が少ない気がします。自分は偏っていますので、電車やDLには興味がありません。あくまで蒸機が主です。パンタの付いた軽便電車はもう引いてしまいます。