トーマシェイに挑戦(21)伸縮ジョイント(2)

  最初に、一昨日のギヤードモータの記述で「圧力角」の定義をどうも間違ってしまった事をお詫びします。ヘリカルの傾きが20度ということではなく、ギヤの歯と歯が噛み合う角度ですので、訂正いたします。
  で、お盆あけですので、忙しかったです。ともかくパイプを作りました。要諦はそのパイプの中央にラインシャフトの孔が正確にあいていなければならないということです。万力をセットしたクロステーブルで正確にセンタを出して、φ3の丸棒に直角に貫通する孔をあけ、その後太さをφ1.8まで削り、貫通孔をφ0.55であけました。これは、ジョイントのリング部分は固く差し込み、遊動部は軽く動くように0.05の遊びを設けたのです。画像はこれだけ。φ0.55のキリは使えますよ!

  φ1の仮シャンクをロックタイトで固定して、リングの内側に納まるように両端を削り、電気炉でロックタイトを焼いてはずします。台車側のシャフトはφ0.8なので、あとでパイプを使います。