トーマシェイに挑戦(16)伝動

  とりあえず、キットのまま組んでみました。素晴らしい精度です。エッチングは手で曲げても直角で止まります。ただ、センタのシャフトはそのままでは前後動するので、両端にストツパを付けました。伝動軸からエンジンへのギヤトレインの設計も素晴らしく、手の入れ様がありません。

  ところで、ギヤ類はすべてロックタイトで固定します。流し込みなので、必ず溢れます。多くの方はテッシュをちぎって拭っていると思いますが、はみ出した接着剤のワイプはこのマイクロブラシに限ります。綿棒では吸い取りは弱いのです。これはもともと歯科用で、Fさんからご教授いただき、その利便性に感激してお友達にも頒布しました。全員リピータになってます。奥がレギュラー、手前がファインです。

  エンジンも黒染めしました。以前は苦手でしたが、ある方法で絶対失敗しなくなりました。ハンダの部分が染まらないのが癪のタネです。

  そうそう、このキットの付属ビスはすべて細密な1種で、頭が小さく望ましいのですが、固定力を求める時には少し頭が大きい方が良いと思います。エンジンの固定ビスは、この2種を使いました。2種は頭の厚さは1種で大きさは3種という平べったいものです。最近は超低頭を使う事も多いですが、ちょっときちんと留めたい時には2種は捨てがたいです。

  実は大きな問題があります。すなわち例のギヤードモータは入らないのです。この伝動装置は完璧なので、手を加えられません。今回はスローを効かせたいので、ギヤのみ交換する事になりそうです。