シェイに挑戦(23)ラインシャフト押さえ板

  クランクケースからラインシャフトは下に抜けるようにしています。これは、ラインシャフトをエンジンに組み込む時に、クロスヘッドやピストン棒を差し込み易いと考えたからです。製品では奥に抜ける方式が多いようです。そして、その方がラインシャフトの押さえ板は簡単でした。下に抜けるとなると、押さえ板の構造が問題です。いろいろ考えて、写真のようにしました。あえて左右を連結したのは、この押さえ板の中央で伝動軸を受けたらどうかと考えたからです。M1ビス2本で固定しますが、クランクが干渉するので頭をギリギリまで削ってます。色々アタるところがあり、スルスル回るようになるまでに1時間を要しました。

  クランクを逃げて行くと、クランクケースの前面と同じような欠き取りが必要です。こんな作り方は邪道だなと感じつつ、シェイのエンジン自作というバカなことを始めてしまったことをちょっぴり後悔しています。これから作られる方はこんなことはしないでください。