エアーロコを作る(38)タンクの丸め/続き

  railtruckさんにご指摘いただいたので、万力のアゴを薄めのボール盤で養生して、万力と丸棒で片方の端は丸めました。反対側は丸めシロを設けてあとから切断です。それで、練習したためか、何の問題も無く丸めました。問題は、当て板部分のハンダ付けです。せっかくのリベットを損ねたく無いので、当て板の裏をハンダメッキして、このような治具で把持してバーナーで炙り付けしました。炭素棒でも出来たかも知れませんが、この方法ですと位置の微調整が可能です。ボイラバンドの取り付け法からヒントを得てやってみました。

  何とか出来ました。リベットの位置が微妙にずれましたが、もはやこれで良しとします。

  すでにタンク前後の蓋の部材も用意しました。問題は前方の面白いカタチの蓋です。また、構造上、後方のタンク押さえは蓋の部分を延長してネジを切ることになりますね。
  このような丸めで端を丸める丸棒と本体を丸める丸棒とは径を少し違えた方が良いようです。試作から、φ12のボイラーを丸めるのに、端はφ9、本体はφ10で丸めました。概ねこのくらいの寸法で大丈夫です。
  実は来週は講演会(パワーポイントはデッチあげました)、さ来週はこの年で学会発表です。そのデータ整理も今日で終わらせ、また同人誌のコラムも書きました。今日一日で、ものすごく仕事をしましたよ!