タイヤ削り

  昨日のヤトイにドーナツを嵌めて切削開始。踏面傾斜は3度、フィレット角は65としました。RP-25ではフランジ角の指定は無く、ライブ等では10度とか色々ですが、内野氏から教わったバイトの角度等から65度としました。それ以外の根拠はありません。フランジ外周の太さに削ったら、一気に0.7(フランジ高さ)を削り込みます。バイトは三角のもので、R0.4です。

  送り量を決めてストップ。フランジを丸めて終了です。

  スペアを含めて13枚削りました。左端はそのヤトイです。

  お役目終了で、マイフォード先生は再びヴェールに被われてしばしの眠りにつきます。旋盤の本では、使わない時には刃物台はベッドの端に置かないと、刃物台の重みでベッドが撓むというような事が書いてありました、ML-210ではそんな事は無いでしょうが、重量級のマイフォードでは、いつもこの様にしておきます。50〜60年は使える機械なので、自分の死後は誰かに使ってもらえると良いと思っています。

  ここまでは前座、明日からいよいよタイヤ交換です。緊張しています!