南予のBrooks(18)動輪押さえ板

  実物では軸箱はバネで吊られていて、それで動輪は抜けないわけですから、動輪押さえ板は模型独特の部品です。かつては動輪が上に抜けるように作られた猛者もおられましたが、強度の面では厳しいですよね。さて、最初の押さえ板は、余り良い出来ではないので、作りなおしました。中央部が凹んだ形にしたかったのです。こういう風にね。

  今回は4×8のフラットバーにハンダで仮固定してフライスしました。後で考えれば、無精しないで、Rのついたフライスにすべきでした。フラットバーのハンダ固定はすべてアラジンストーブ上の炙り付けです。はずすときも同じです。ですから、冬は工作に向いてますね。

  手前が前のヤツ、後ろが今日の押さえ板。調整しましたがバッチリでした。明日から弁室、罐胴受け、そしてボイラへと進みます。1月中には完成させたいけれど、間に合うかな・・・。