音源装置

  ちょっと電気に詳しい方なら、バイブレータ回路を応用して、可変のブラスト接点装置は電気的に作れるでしょう。電痴のコンは結局機械的に接点を動かして、やってみることにしました。SL-1方式の利点に「外置きスピーカー」があることは意外に知られていませんが、去年のシアトル行きではFさんのレイアウト(フォアグラウンドシステム)の外置きスピーカーの音が話題でした。車輌には乗せないので大型の音質の良いスピーカーが使えるわけです。せっかくローラー運転台で動輪の動きを楽しむのであれば、音もあったほうが良かろうというわけです。そこでDCモーターコントローラーの基板セットを買って来て、箱の中に仕込みました。奥に基板、手前に電池ケース、そして下の方に機械的な接点があります。4接点と2接点は切り替え式、ブラストの頻度はボリュームでコントロールする方式です。つまり、動かして動輪の動きにあわせて、接点の頻度をコントロールしようという、きわめてアナログな発想です。こんなふうになりました。

  蓋をするとこうなります。ボリュームはスペースを取る為に、側面に付けざるを得ませんでした。サイドと下面にSL-1からのインプットとスピーカーへのアウトプットのターミナルがあります。ですから、機関車は別な電源で動かしても構わないわけです。

  今日の半日これで時間を浪費しました。でも、動いたときは達成感がありました。本番での、ローラー運転台の接点が機能しなかった場合の保険みたいなもんです。