音源装置

  そういうわけで、目論みはローラー運転台に付随する音源装置でした。電気音痴(略して電痴)の自分ですので、素子を組み合わせて音を出すすべを知りません。サウンドの無い機関車は音源車を連結すれば良いのですから、ローラー運転台で別添えの音源装置を用意したらどうかと考えました。ですからSL-1をこの装置に接続して入力をSL-1から、装置の出力をスピーカに接続すれば良いわけです。ところで、別にもう一つこんな事も考えました。カムは2種類作ります。並列に並べます。材料は古いウオームホイールを使いました。ベークのウオームホイールはもはや使う事も無いでしょうから、こちらで活用します。

  φ3パイプにハンダ付けして、旋削し、割り出しで90度ずつマークして、それぞれ接点を二つ取り付けます。今回はφ1の真鍮線です。二つのカムは90度位相をずらしています。

  手持ちのプラケースに仮組み立て。接点は2組となります。二つの接点はあとでスイッチによる切り替え可能とし、二つの接点が生きていれば4接点、片方の接点を殺せば2接点となるという理屈です。これでおおまかな動輪の動きとの調整をしますが、電気に詳しいお友達にお願いして、接点の回転と動輪の回転が同期するようなコントローラを組み込めたらと思っています。

  仮配線では見事に音が出ました。何と電線がありません。車輌用の細いものか、レイアウト用の太いものしかありませんでした。電子パーツ屋に出かけて、もう少しコンパクトなケースと電線を買ってきます。そういえばカム用のコンデンサも切れてました。