動輪を作る(12)仕上げ

  今回9軸作りました。5軸は4100に使うつもりです。あとの4軸は未定です。1軸は失敗した時の予備と考えて、3軸、C型用を組みました。ま、輪芯の黒染めとかもあるのですが、今回は金色のロスト生地のままで、仕上げてみました。まず、片方は文句無く押し込みます。その後、フレていれば「竹べら法」でフレを取っておきます。

  クォータリングは前述の治具で行いました。ロッドピン(頭無し)を差し込んで、手で押し込みながら、位相を整えて、あとは旋盤のテールストックで押し込みます。

  組み立てが終わったら、このように、いわゆる「センタ仕事」の要領で、フレをチェックします。

  両端の車軸を保持する治具はこんな感じ。今回は回し金は使わず、手で回しながら、フレを取りました。

  完成です。まだ、どんな機関車に使うか決めていません。金色の輪芯と銀色のタイヤが良く映えます。ころがしてもフレはありません。

  明日はBタンクの最終仕上げです。その後は、永い工作休止時期となるかも知れません。ええ、あの件です。