あるもの?

  とは、相変わらずのポーターです。軽便祭で完成品を納入するお約束があり、二晩で作るぞと思い上がっていましたが、それほど簡単ではなく、今日になりました。下回りは完成し、上まわりも出来ました。あとはディテーリングだけです。

  ヘッドライトは点灯式としました。電線はボイラを斜めに貫通して煙室サドルの後ろに抜けるようにしました。ところが、道中のトンネルが、いろいろありまして少し曲がりくねってしまい、細いウレタン線が貫通しないのです。どこかに引っかかってしまいます。その後煙室サドルの止めネジの孔とか、煙突の孔と錯綜して、トンネルが枝分かれしてしまったようです。この問題で、昨日アップを見送りました。一晩考えて、医療で使うガイドワイヤとか、いろいろ思いを巡らせましたが、結局この「ポリ細管法」に辿り着きました。スポイトをバーナーで炙って、細管を作ります。これを、孔に差し込んでグニョグニョすると、うん!ちゃんとヘッドライトの内部に貫通しました!

  そこで、こんどは2本のウレタン線をポリ細管に差し込んで、ボイラー下部まで差し込みます。その後細管を引き抜けばウレタン線はボイラーを貫通しています。

  抵抗は多分右のサイドタンクの下で隠せそうです。これでLED点灯の見通しが立ちました。
  
  コッペルのときもそうでしたが、試作より量産は極めて楽、勘どころがわかっているし、手を抜いても良い所もわかります。だから、試作品は愛しいのですね。
  現実には同人誌の編集でてんやわんや、さらに軽便祭の販売グッヅの準備や、別な趣味の再開まで、目のまわるような忙しさです。ではまた明晩!