USA

  時差はマイナス7時間です。12日の夕方4時過ぎに出発して、その日の朝9時過ぎに到着しました。道中8時間はあまり苦痛ではなく、めったに見ない映画を2本見て、結局一睡もせず着陸しました。その映画はDigjettとかいうう1954年のアメリカ映画で、サンドラ・リー主演のラブコメディーです。本当に古き良き時代のもので、極端に平べったい自動車(もちろんオープンカー)や、当日の風物がアメリカを感じさせ、良い前投薬になりました。サンドラ・リーは素晴らしくかわいくて、米国の女の子の象徴みたいな俳優さんでした。
  シアトルは到着時気温12度と肌寒いくらい、1時間ほど入国手続きにとられて、その後シャトルバスでレンタカー屋に向かいます。その意バスの中で、年配の女性が立ってらしたので、席を譲りました。その老婦人は何度もサンキューを繰り返し、心が和みました。しかし、まったく米国の感じがしません。シアトルは小洒落た北海道の街のような印象でとても風景がきれいです。なんかやたらと外人が多いな、てな感じでした。お世話になるFさんのお話では、アジア系の方が多いとのことでした。
  Sさん運転のレンタカーでFさん宅に向かいます。覚悟はしていましたが、本当にすごい!約20畳ノレイアウトですが、随所に見どころがあり、その風景は無限の広がりを感じさせます。写真はとりましたが、その見事さを果たして伝えられるか?心配になりました。しばしレイアウトを鑑賞し、その日はツアーなので、200名ほどのお客様をお迎えして、まったくお手伝いもできずまごまごするだけでした。
  夕方6時にコンベンションの会場へ。会場は午後10時まで開いています。そしてレイアウトツアーのある午後0時から6時までは閉まっています。まずエントリーして、その後コンテストの受付へ。今回は日本から4名も参加するので気が楽です。無事コンテストのエントリーを完了。「Oh!Porter Mine!!」「Yah」てな感じで数名の反応があり、意を強くしました。  その後会場に移りましたが、これが凄い!概ねショップですが、これでもか!というほど色々なものがあり、買占めする気にもなりません。米国模型の層の厚さを感じました。米国のナローと日本型ナローはまったく別物、文化も何もかも違うなと深く感じました。
  その後日本ショップでお刺身などの食材を仕入れて、Fさんちで遅い夕食。食べ物にも文化の違いを感じました。
  さて、Fさんのレイアウトでは、本物のムービーカメラを車両に搭載して、モニターで見ることができます。その画像があまりに素晴らしく、こっそりと画像をいただくことにしました。まる1日徹夜ですが、時差による体調不良もなく、夜12時快眠です。以下次回!