作り直し

出来上がったクロスヘッドを検分して、大ショック!スライドバー部分の彫り込みが0.2ミリ浅かったのです。きちんと吟味すべきでした。これだけ小さいと0.2ミリは大きな誤差だし、ロストの原型ともなれば、これではダメ。しかも、リベット埋め込みの薄板を貼っているので、修整も困難です。思い切って作り直す事にしました。マイクロキャストのNさんに湯口のことも伺い、自分なりに改良出来そうな事もありました。もう一度黄銅のフラットバーから作り直しです。まず、コバを直角に仕上げます。そのためには、この段付きアンビルが最高!十数年前にこのアンビルを考案し、100ケ以上模型仲間に頒布して喜ばれています。先日のKKC集会で全部売れてしまったので、また再生産しなくてはいけません。このアンビルは特許をとっても良い程使い勝手が良いです。この後、孔あけですが、このフラットバーは鍛造なので、ドリルを折り込む可能性大。1ミリの厚さに0.6ミリのドリルを立てますので、いろいろ大変です。明日は同業者の忘年会で、工作はお休みです。でも何か書きます。