コロガリテスト

  念のためバルブロッドを組み込んで回してみた所、回りません。何デヤ!と良く見れば、何とガイドヨークにサイドロッドが干渉しているではありませんか!そうでした、サイドロッドの「逃げ」を付けていなかったのです。無事「逃げ」を設定してコロガリをみると、またカカリます。二回目の何デヤ!左の第1動輪のロッドピンとクロスヘッドの干渉でした。ロッドピンを0.2程沈めると無事コロガります・・・んん?また引っ掛かるゾ!今度はシリンダブロックのセンターがズレていました。それを直して、動輪の左右動を殺して、ようやくスルスルとなりました。ナメてはいけません。蒸機は蒸機、押さえどころを押さえないと上手くいかない、もう半世紀近くやっていても、ポカが抜けないのは、しょうがないなあ・・・。

  よく考えれば、ブレーキ関係も作っていないし、集電ブラシもまだでした。とても上廻りなどという段階ではなかったのです。同人誌の編集はヤマを越え、あとは仕上げるだけ。これが終われば一息つけます。
  つぼみのBタンクは小さな車体にDV18Aモーターをぎりぎり納める為の様々な工夫がなされていて、それがいわば設計の妙のような機関車です。いまなら小型モーターはいくらでもありますから、こんな無理な設計は不要なのですが、これが味があってよろしい。Bテンダーにしても可愛らしさは落ちません。先のBテンダーの弟分として、当鉃道に入線させましょう。
  ジョギングは頑張って26分13秒、カウンターは3122546でした。ドコービルはロストの発注中で12月には出来て来るでしょうから、それからまたドコーに戻ります。