フォーニィの誘惑(41)バルブロッド

  の前に一大事!フラックスを洗わないで上廻りをステンレスの容器の水に付けたままにしていたら、鉄ネジが全部ボロボロになって、錆が浮いていました。つまり、塩化亜鉛が濃かったので、洗い流さなかったツケでステンレス容器に食塩水を入れてワークを付けると鉄が腐食すると言う「D効果(コンの造語)」が現れたわけです。そう言えばここのところ飽和塩化亜鉛だったな、やはり洗浄はこまめにすべきだし、鉄ネジで留めた状態で付けておくのは間違いと知りました。皆さんもご注意くださいね。
  同人誌の編集、印刷、袋詰め、配送はすべて完了し再び模型モードです。
  バルブロッドからロッカーアームまでを仕上げました。自分の旧作ではバルブロッドが斜めだったり歪んだり、お恥ずかしい限りです。ダルマ部分の孔あけは研磨したドリルを使ってみました。非常に快調で、ドリルを再研磨して再生出来るという事が良くわかりました。小林先輩には感謝です。
  そういうわけで、バルブロッドがガイドヨークを通過する部分は常にクリチカルです。今回も孔を長円にしたりして、微調整しました。ロストの台枠にロッカーアームも鋳込まれていますが、これは無視。思いのほか時間を取りました。

  あとは、炭水部分のネジ留め加工とエンドビームくらいです。どのみち、フロントビームにはマトモなカプラーは付けられないので、エンドビームのカプラの問題が残ります。しかし、明日は登山の反省会。ええ、別ネタはありますよ。