wrenを作る(35)床板

  昨日のドローバーは少し不○工なので、短く作り直しました。
  床板は中央が台枠部分盛り上がっています。この盛り上がりがエンドビームまで続いているようなので、「コ」の字型にフレームにハンダ付けというわけにはいきません。しかし、フレーム左右にハンダ付けはりスキーです。もし、ズレた場合、バーナーで炙ればフレームもバラバラになってしまいます。心配なのは固定しているSliding Blockです。いろいろ考えて、左右ネジ留めにしました。フレームには組み立て時のスペーサ固定用のM1ネジが切ってありますので、

  M1ネジで留めて、寸法の良いところで接着という作戦です。

  分解出来るので、その後の工作も楽でしょう。左右の炭庫(推定)はブロックで作ってネジ留め。そのブロックの内側に細密角パイプを立てて、キャブの屋根の支柱を差し込むというわけです。後方の支柱はエンドビームみ固定します。16番Bタンクの時と同じで、ボイラーに火室を差し込み、火室のステイをフレーム中央に上からビス留めすれば、ボイラーは固定出来ます。細かいディテールはその後です。
  よく考えると模型の「模」という字は模することであり、忠実に実物通り作るという事ではないでしょう。どこをどう省略してらしく見えるように作るかが模型製作では問われますし、それがセンスという事だと思います。そのことが、良い工作機械で工作すればクリア出来るものではない事も自覚しています。