形式5組み立て記(62)クォータリング治具

  治具は作り直す予定でしたが、13ミリのBタンクのものを改造しました。スペーサの交換で済みました。問題はロッドピンの位置で、φ4のベアリングそのものを治具に当てますので、中心軸が2ミリ浮きますが、ロッドピンの半径0.8だけ下がりますので、1.2ミリの浮き分を治具に加えました。前回は車軸の径の半分の1.5にロッドピンの半径0.8を引いた0.7の浮きで良かったわけで、0.6の角線をハンダ付けして少しヤスって調整しました。平岡氏のライブの原法もこのような治具で、ロックタイトを塗って治具に当てたまま固着させるという方法でした。今回も同様に、ロックタイト固着でやってみます。したがって、非絶縁側を最初に嵌め込んで、導通を確認したら絶縁側をロックタイトで治具に嵌めながら固着という段取りですね。

  多分振れないと思いますが、その後旋盤のセンタで挟んで振れのチェックということになります。ロックタイトがベアリングに回ったらおしまいなので、明日の作業は緊張しますね。