しつこくアシナのボール盤とJAMのこと

  結局まだローラー運転台を作っています。画像は見飽きたでしょうから、今回は提示しません。
  アシナの名機ASD305がまた1台到着しました。町工場で働いていた強者です。町工場が閉鎖されればオークションで出ます。もう10台以上ゲットしていて、いまだに手元に4台あります。金型師のM氏、模型名人のM氏、H氏にもお嫁に行きました。先日伺った所、あの大名人樋口氏もこのボール盤のユーザーだったそうです。今回のモデルは多少くたびれていましたが、シリアルナンバーはコンの愛機と200番しか違いません。

  回転の滑らかさ、主軸のフレの無さ、静粛さ、貫通時の不思議な感触はアシナならでは。吉田キング、アシナクイーン、キラジャックがボール盤の御三家と思います。もちろんMD-1等小型の良いものもありますが、価格も高いし、クロステーブルとの併用で高さ不足の問題があるのです。アシナは年をとってもアシナ、美人です。

  ところで、今回のJAMは「来訪者参加型」ということでした。主催担当者よりオファーをいただきましたので、このボール盤にクロステーブルを装着してさまざまな孔あけテクニックをご紹介する事にしました。期日は恐らく最終日の24日の予定です。また、多くの方が興味をお持ちのPBLの「ツイーザー型ハンダ付け装置」のデモもあわせて行います。どちらも、来訪者に実践して頂いて、その感触を感じていただきます。正式に決まりましたらアナウンスしますが、今年のJAMではアシナのボール盤がどういうものか感じていただきたいと思ってます。