日車1055

  日本車輌のCタンクです。今回取り上げたのは、ラジアスロッドの前進位置の問題。かつてTMSでなかお氏は、ラジアスロッドがニュートラルの位置で走行しているのが如何におかしいものであるかを示され、ラジアスロッドは前進位置で固定すべきと主張されました。もちろんラジアスロッドが前進、後退でちゃんと上下するなら問題は無いのですけれど・・。このモデルは、そんななかお氏の意見を念頭に、それじゃ前進位置で作ろうというコンセプトでした。しかし、未熟ですね。加減リンクの間に納めるラジアスロッドを外側につけてしまったり、加減リンクの傾きが逆だったり・・・・。でも、勉強したんですよ!制式蒸機はラジアスロッドは前進位置で下がり、リターンクランクは後方に傾くこと、でも9600と小型蒸機はラジアスロッドは前進位置では上がり、リターンクランクは前方に傾いている事等。ですから、このモデルは小型蒸機のワルシャートバルブギアの場合は、前進でラジアスロッドは上がってますよということを具現したくて作ったものです。そこそこ走りますが、いずれ改造かな・・・・。

追記。当所メーカーをヘンシェルと書いてしまいましたが、日本車輌の間違いでした。お詫びして訂正します。