片野さんのシングルドライバ

  昨日旧作のシングルドライバをお目にかけましたので、今日は新作です。片野さんの名記事「安楽マニアもまた楽し」のペン画のシングルドライバを16番で作りました。かつて、これを10.5ミリで作った方(確か神谷さん)がおられましたが、16番では、見た事がありません。もともとナローのプロトタイプです。でも16番でも作れますよ、ということです。ゲージ論は慎みたいのですが、コンの心情では、16番はある意味では自由形のためのゲージ、自由な発想の元にそれらしい模型を構築するのが根本のありかたかな?と思います。ファインスケールより線路巾が3.5ミリも大きいのですから、それに合わせて、サイズを調整し、「それらしく」作るのが16番でしょう。ナローでさえ16番でまとめる事も出来る(つぼみの木曽森林)わけで、いわばフリー天国が16番の本質という事を申し上げたくて、こんな作品をお目にかけます。トレーラーは自分が開発した客車のキットをつぎはぎして作りました。この客車については後述します。