Bタンク/ううむ!

  メールをいただきまして、「入門用のBタンクをお作りのようですが、これは上級者むけで、到底入門用とは思えません」とのこと。まったく、その通りです。簡易自作のつもりが、すっかりエスカレートしてしまいました。これの何処が入門用なの?と唸ってしまいました。

  結局20年前のTMSの記事の進化版ということですね。
  ところで、流れ過ぎたハンダをほじくるのには、所謂「鑓カンナ」スタイルのキサゲが有用です。写真の手前は30年前にDfさんからいただいたもの。まだ愛用してます。そして、市販品、自作とこれだけのキサゲがありました。この形態は意外と使えます。たまたまナローの著名な作り手である家元さんのブログでもこのカタチが紹介されていて、おお!とうなずきました。家元さんは素材を傷つけない様、真鍮平板で作られてました。それもグーですね。

  Bタンクは殆ど仕上がりました。前作と違い、古典機の趣を少し醸し出したいので、バッファーを付けて、ヘッドライトはランプ掛けとしました。木曽のリアータンクを引き合いにだすまででもなく、ヘッドライトが装着されれば、発電機、電池箱が必要です。掴み棒、エンドビームのステップを省略した段階で、この機関車は古典機のはしくれとなりました。近代型にするか、エアー化するかは、もうお好みですね。