準備

  明日は減速機の作り方のデモ。通常と違ってまず、作例の提示、その後ボール盤ガリガリと孔をあけます。正確な孔あけとはどういうものであるか?ということで、アマチュアレベルでのボーリング論をお話ししてきます。マシニングセンタを使えば、こんな話は不要ですけれど、昔の町工場の技術を追い求めてます。
  あるお友達から「機械で作った模型は色気が無い」と言われました。すべて寸法取り、ミスの無い金型で作られる模型は、ある意味では無味乾燥、ヒトが作った証がないと、面白く無いと言う事でしょう。一品手作りの作品の味はやはり格別です。微妙な狂いに、作者の息吹を感じます。手作りの模型が廃れない様、明日もデモしてきます。