ラッパ作り

  煙突の座はやっかいです。3回作り直しましたが、気に入りません。そこで、16番ではよく使う「ラッパ作り」をしました。この方法は、裾をラッパ状に削成して、プレスで成形します。まず、こんな感じ。

  これを、このようなジグでプレスします。押し子はボイラの径より少し細めの棒です。

  ちょっと荒れましたが、ボイラにはフィット出来ました。工作の後で写真を見てアラが見つかるのは恐ろしい事ですね。

  ラッパ削りは、ロクロの原理を応用したもので、旋盤が無かった頃、Uさんが確立した方法です。真鍮の素材の良さを感じさせる方法ですね。真鍮でこけしを作ってみれば、その味が分かります。一昨年のJAMでデモしてます。